自転車を購入後、実際に走り出す前に下準備。
どんなことをする場合でも下準備は大事だと管理人は思っています。
街中を走り始めると自転車が汚れてしまうので、汚れが簡単に落とせるようにまずはコーティング。
コーティングを始める前にここでも下準備。
コーティングの食い付きを良くするために、自転車本体を念入りに脱脂。
油分が付いているとコーティング自体を弾いてしまい、しっかりとコーティングされないので、管理人は純アセトンで、脱脂します。
このアセトンは、1番単純な有機溶剤と言われています。
有機溶剤を使う理由としては、しっかり脱脂でき揮発性が高いので、すぐ乾き次の作業にすぐ移れるからです。
またアセトンは比較的容易に入手出来るので利用しています。
写真の純アセトンはホームセンターなどの塗料コーナーなどに置いてあります。
また、アセトンとして有名なのは、ネイルを落とす除光液。
ただ、除光液は物によっては、爪や皮膚を保護する成分が入ってるものや、液量がわかりやすいように若干全量が混ぜられているものがあるので注意が必要です。
成分が不明の除光液は脱脂に使わないほうが良いです。
管理人は他の用途にも使うことがあるので純アセトンを持っていますが、使う頻度が少ないという方は、ドラッグストアなどで販売しているイソプロピルアルコールや精製水でも脱脂することもできます。
イソプロピルアルコールは、純アセトンのなどの有機溶剤より揮発性は低いですが、アルコール分が入っているので揮発しやすく、残った分は消毒液など他の用途で使いやすいかと思いまます。
精製水は水道水よりよりH2Oに近く脱脂に使えます。
水と聞くと脱脂には使えなさそうなイメージを持たれる方が多いのですが、純度が高い水は、不純物を巻き込む力が強く精密機器の洗浄などでは純度99.99999%などの超純水や超超純水と呼ばれるものが精密機器の洗浄で用いられます。
精製水はコンタクトレンズの洗浄や洗濯や消臭など幅広く利用することが出来るので、1番残った場合でも使いやすいですが、しっかり乾燥させてから次の作業に移る必要があります。
パーツクリーナーは、しっかりと脱脂でき揮発性も高いですが、攻撃性が強く、自転車の塗装を犯してしまい、変色や塗装が剥がれるなどのトラブルの可能性があるのであまり使わないほうが良いです。
一流ブランドと呼ばれるメーカーの自転車は大丈夫かと思いますが・・・
ただ、一流ブランドと呼ばれるメーカーの物でも、自動車の塗装に比べればはるかに弱いので念には念を入れたほうが安心できます。
アセトンで脱脂するときはショップタオルに浸み込ませて全体をふきあげる様に脱脂します。
脱脂後は、エーゼットのアクアシャインコートでコーティングします。
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