選び方のポイント

今回は、購入時の選び方のポイントについて。

自転車を購入する際、好きなのを買えば良いと過去ブログに書きましたが、どうせ買うなら損したくないと思うのは人として当たり前。

今回はそんな損したくない人に向けての選び方のポイントを。

スポーツバイクを購入するときに、ネット上の情報では「もどきなどと言われる自転車ではなく、名の通ったブランド物を買え」という意見が多いのですが、皆さんそれぞれ予算があると思います。

それに、今から自転車を始めようとする人が、名の通ったブランドなんてハッキリわからないだろうし・・・

まずは選ぶ際の、大きなポイント

大きなポイントとしては、コンポーネントがスポーツバイク用かどうか。

スポーツバイクは、個人個人の体に合わせたチューニングをする事により、より速く・より快適な自転車になります。

このカスタマイズをするときに、ママチャリとスポーツバイクの規格が違うので、互換性が無い場合が多く、体に合わない状態で乗るしかなくなるので、疲れてしまい続かない原因の一つになってしまいます。

そこで、選ぶ際に気を付けるポイントが、リアの変速段数。

今現在、スポーツバイク用のリアの変速は8段変速が最低なので、それ以下の変速段数の物はママチャリ用のコンポーネントになります。

8段変速以下のモデルはもどきの中のもどきですが、一概に悪いとは言えません。

趣味として続かないかもしれないと思う人や、とにかく低予算でスタートしたいと思う人は、8段変速以下の物でも、気に入ったのがあればそれで構わなと思います。

次に選ぶポイントは、クイックリリースなど簡単にホイールが外れる機能があるかどうか。

自転車にパンクはつきもの。

今は良いパンク修理材などもありますが、通勤や趣味で長距離走る場合は、簡単にホイールが外れないとパンク修理をするために沢山の工具を持ち歩かなければいけなくなります。

都会で自転車屋が比較的近距離に存在する地域で、営業時間中で時間に余裕がある場合しか走らないというのであれば、この機能はついていなくても構いませんが、趣味で自転車乗るならパンク修理ぐらいは自分で出来るようになっていた方が安心だし安上がりなので、この機能が付いているものの方がおススメです。

次に、ロードバイクではあまり見たことが無いのですが、クロスバイクやマウンテンバイクで時々見かけるのが、普通自転車の規格からはみ出したものかどうか。

あまり自転車屋で販売しているものでは見かけないのですが、通販などでは「幅広ハンドルで押さえつけが効く」などの謳い文句で幅が60センチを超えるハンドルの商品が販売されていますが、幅60センチを超えると、普通自転車の規格から外れてしまいます。

基本的に自転車は車道走行が義務付けられていますが、例外的に歩道を走る事が出来るのですが、それはあくまでも普通自転車の場合のみでなんです。

普通自転車の規格から外れた場合、いついかなる時でも歩道走行はできません。

時々大きな国道などで危ない場所は、自転車は歩道へなんて看板がありますが、この場合、普通自転車の規格から外れた自転車の場合、必ず降車して自転車を押してみなし歩行者としてしか歩道を通れなくなります。

最後に、無駄なものが付いていない自転車を選ぶ。

最初から色々パーツが付いている方がお買い得に見えますが、そのパーツは本当に必要ですか?

不要なパーツが付属しているということは、その分重量がかさんでしまいます。

ロードバイクなどでは100g軽量化するのに何万とお金をかけて軽量パーツに交換する人もいるんです。

不要なパーツを外せばよいだけなら簡単に軽量化できるのですが、パーツを交換しないと軽量化できないものも付属されている場合は不要なお金がかかってしまいます。

それに、初心者の人が不要なパーツの効果がわかりますか?

以上がスポーツバイクを選ぶポイントになります。